備忘録

良いと思ったもの、普段良いと思っているものを備忘録を兼ねて1日1記事書いています。

自動化の話

 最近はゼミの専攻がデータ分析を基礎とした金融科目であることもあり、Excelで処理することが増えてきた。(今勉強中だけど、行く行くは全ての分析作業をpythonで片付けられるようにしたい)ちょうど今企画ライブのタイムテーブルもExcelで作っていたし、家計簿の収支なんかも全てExcelを使っているので多分無いと何もできない。

テクノロジーというものにあまり興味のない自分でも、また数年のうちに物事はどんどん便利になっていくのだと思う。

 それで今何を考えているかっていうと人の常識の話。例えばExcelのような計算ツールがアナログの計算機器しかない時代にあったら、人は初見ではExcelの出す計算結果を信用しないだろうし、警察が交通整理をするのが当たり前の時代に無人の信号機があっても警察の目無しでは誰も信号に従わないと考えられるだろうし、その時代に自動販売機があってもきっとそこで物を買わない。要はあらゆることに人を介するのが常識で、人がする仕事しか信用されない時代。

それが今はむしろ機械の正確さ精密さで人以上に評価されたりもするような時代。

先の時代の常識を読める人は本当に天才だろうと思う。先の常識が見えなくても、少なくとも過渡期に以前の常識に引きずられる人間ではいたくないと思う。

 

 

お笑いの話

 毎週末の楽しみに「お笑い芸人の単独ライブのDVD をTSUTAYAで1本借りて観る」ということをしている。課題やら試験やらで忙しすぎる時以外はほぼ毎週欠かさない。今日は月曜日でちょっと憂鬱だけど週末に見たものがけっこう原動力になったりもする。コントが大体好きだけど、一番好きなのはボケてる本人だったり相方が笑ってしまう瞬間が好き。かなり笑いのハードルの高いプロが思わず笑ってしまっているのだから、そのボケで自分ら一般人が笑わない方が少ないし、何よりもやってる側が楽しんでいるからこそ生まれる面白さだと思う。何をするにしても自分がまず楽しんでやることが質の高いものを創造するのだと実感させられる。

偏見の話

 真面目な話。今日電車に乗っていたら脚のない人が車椅子で乗ってきた。外を歩いていると腕のない人が通り過ぎたりする。人混みの中にいると大声で独り言を続ける人がいたりする。そういう場面でほぼ必ずと言っていいほどその人のことを見てしまう。この癖は幼少の頃からずっと直らない。もの珍しさとか、嫌悪感ではなくて心配だったり胸の痛さからつい見てしまう。自分が向こうの立場だったら相手がどういうつもりでも自分に向けられた視線が気持ちの良いものではないのは理解できる。相手はその他の人らと何も変わらないはずなのに特別な感情が無意識に出てきてしまう。そういう感情を抑えつけられるようにならない限りは本当の意味で偏見の目を捨てられないのだと思う。