備忘録

良いと思ったもの、普段良いと思っているものを備忘録を兼ねて1日1記事書いています。

偏見の話

 真面目な話。今日電車に乗っていたら脚のない人が車椅子で乗ってきた。外を歩いていると腕のない人が通り過ぎたりする。人混みの中にいると大声で独り言を続ける人がいたりする。そういう場面でほぼ必ずと言っていいほどその人のことを見てしまう。この癖は幼少の頃からずっと直らない。もの珍しさとか、嫌悪感ではなくて心配だったり胸の痛さからつい見てしまう。自分が向こうの立場だったら相手がどういうつもりでも自分に向けられた視線が気持ちの良いものではないのは理解できる。相手はその他の人らと何も変わらないはずなのに特別な感情が無意識に出てきてしまう。そういう感情を抑えつけられるようにならない限りは本当の意味で偏見の目を捨てられないのだと思う。